施設利用

供用施設を利用するには

放射線標準施設(FRS) 募集対象の設備
2025年4月から2026年3月まで
No. 設備 装置の種類 設備の概要・条件 担当者・連絡先 備考
1 加速器中性子・γ線照射設備 4MVファン・デ・グラーフ型加速器 加速器を用いて発生させる放射線の種類(単色中性子・高エネルギーγ線)は選択するビームラインによって変わり、どちらか一方を選択できる。中性子専用ビームライン選択時は、加速イオンと複数のターゲットとの核反応により8keV~19MeVの単色中性子を発生させ、線量当量率又はフルエンス率の照射ができる。また、γ線専用ビームライン選択時には6~7MeVの高エネルギーγ線を発生させ、空気カーマ率又は線量当量率の照射ができる。 放射線計測技術課
TEL: 029-282-5800
又は029-282-5205
E-mail(代表)
2 RI中性子照射設備 熱中性子用黒鉛パイル
重水減速材付Cf線源
黒鉛減速場
RI中性子源と減速材を組み合わせて使用し、速中性子、減速中性子、熱中性子を発生させる。発生できる中性子は0.025eV~4.4MeVで、線量当量率又はフルエンス率の照射ができる。
3 γ線照射設備 60Co照射装置
137Cs照射装置 
核種と放射能が異なる複数のγ線源を用いて、エネルギーと線量率が異なるγ線を発生させる。発生できるγ線は60keV(241Am)~1.25MeV(60Co)で、空気カーマ率又は線量当量率の照射ができる。
4 X線照射設備 中硬X線照射装置 X線照射装置を用いて、連続X線をフィルタでろ過したスペクトルの狭い複数の校正場を整備している。発生できるX線は20keV~270keV(平均エネルギー)で、空気カーマ率又は線量当量率の照射ができる。 装置故障中のため、担当者に事前にご確認ください。
5 β線照射設備 β線核種
147Pm、85Kr、
90Sr+90Y
核種が異なる複数のβ線源を用いて、最大エネルギーが異なるβ線を発生させる。発生可能β線エネルギーは225keV~2.28MeV(最大エネルギー)であり、皮膚・水晶体の組織等価吸収線量率の照射ができる。
6 202-206号室非密封RI実験設備及びフード ガスモニタ校正装置
85Kr
基準測定器に接続した閉ループ状の校正装置を用いて、ガスモニタを校正できる環境を整備している。 詳細については、担当者に事前にご確認ください。