No. |
区分 |
設備(装置) |
装置の概要 |
1 |
中性子・γ線 |
加速器中性子照射設備
(4MVファン・デ・グラーフ型加速器) |
加速器を用いて発生させる放射線の種類(単色中性子・高エネルギーγ線)は選択するビームラインによって変わり、どちらか一方を選択できる。中性子専用ビームライン選択時は、加速イオンと複数のターゲットとの核反応により8keV~19MeVの単色中性子を発生させ、線量当量率又はフルエンス率の照射ができる。また、γ線専用ビームライン選択時には6~7MeVの高エネルギーγ線を発生させ、空気カーマ率又は線量当量率の照射ができる。 |
2 |
中性子 |
RI中性子照射設備
(熱中性子用黒鉛パイル)
(重水減速材付Cf線源)
(黒鉛減速場) |
RI中性子源と減速材を組み合わせて使用し、速中性子、減速中性子、熱中性子を発生させる。発生できる中性子は0.025eV~4.4MeVで、線量当量率又はフルエンス率の照射ができる。 |
3 |
γ線 |
γ線照射設備
(60Co照射装置)
(137Cs照射装置) |
核種と放射能が異なる複数のγ線源を用いて、エネルギーと線量率が異なるγ線を発生させる。発生できるγ線は60keV(241Am)~1.25MeV(60Co)で、空気カーマ率又は線量当量率の照射ができる。 |
4 |
X線 |
中硬X線照射設備 |
X線照射装置を用いて、連続X線をフィルタでろ過したスペクトルの狭い複数の校正場を整備している。発生できるX線は20keV~270keV(平均エネルギー)で、空気カーマ率又は線量当量率の照射ができる。 |
5 |
β線 |
β線照射設備
(核種147Pm、85Kr、90Sr+90Y) |
核種が異なる複数のβ線源を用いて、最大エネルギーが異なるβ線を発生させる。発生可能β線は225keV~2.28MeV(最大エネルギー)であり、皮膚・水晶体の組織等価吸収線量率の照射ができる。 |