施設利用

産学連携施設利用促進

産学連携供用施設以外のご案内

産学連携供用施設以外の詳細は、表中の施設名をクリックすると開くパンフレットもしくは、各施設のHPにてご確認ください。


No. 施設名 拠点 目的 HP
1 バックエンド研究施設 原科研 再処理プロセス、群分離プロセス、TRU高温化学、廃棄物処分及び廃棄物の非破壊測定に関する研究開発を行っている
2 原子炉安全性研究炉 原科研 短時間だけ高い出力を発生するパルス運転により原子炉の出力暴走事故を模擬する
3 引張試験機(安全工学研究棟) 原科研 通常時や事故時を想定した常温、高温環境下の被覆管材料の機械特性変化(破断応力、歪み等)について明らかにする
4 高温酸化急冷試験装置(安全工学研究棟) 原科研
原子炉で想定される炉心温度が非常に高くなる事故条件を模擬し、燃料棒や炉心材料の挙動や破損条件を調べる
5 低酸素雰囲気グローブボックス 原科研 封入ガス(アルゴン、ヘリウム、窒素等が使用可能)を循環ガス精製装置とグローブボックスとの間で循環精製させることによって、負圧条件を維持しつつボックス内の酸素、水分濃度を1ppm以下に保つ能力があるグローブボックス
6 Co-60ガンマ線照射装置、フード、NaI(Tl)検出器 原科研 (1)硝酸水溶液からの放射性ヨウ素の放出挙動に関する研究が可能
(2)γ線照射下における硝酸溶液中のヨウ素種存在割合の測定
7 SQUID磁化測定装置 原科研 温度範囲1.9-800ケルビン,磁場範囲0-7テスラーの範囲で試料の磁化を精密に測定
8 単結晶X線回折装置 原科研 ビームサイズが最小φ0.1mmまでしぼれることを利用し、微小領域のX線回折・分析が可能
9 高温工学特別研究室 原科研 特殊環境下における構造材料強度の研究、液体金属(鉛ビスマス)による腐食、熱流動特性の把握に関する研究を行なう装置が整備され、低温や高温など多様な条件・環境下における材料の破壊強度、加速器駆動核変換システムや核破砕ターゲットなどの試験研究に利用可能
10 高温工学試験研究炉 大洗 高温ガス炉技術及び高温熱利用技術の開発、並びに高温に関する先端的基礎研究
11 高経年化分析室(ホットラボ) 敦賀 原子力発電所等で実際に使用された配管材の金属組織観察に必要な原子プローブ電界イオン顕微鏡、走査透過電子顕微鏡等を配備しおり、構造材料の劣化機構等の観察を行える
12 電界放射型走査電子顕微鏡(FE-SEM) 人形峠 高真空中で電子線を絞って電子ビームとして対象に照射、座標をずらし試料全面を走査し、各座標から得られた情報をもとに像を構築し表示が可能
13 誘導結合プラズマ発光分光分析装置(ICP-AES) 人形峠 高周波誘導により励起されたプラズマを用いて対象となる元素をイオン化し、地下水等の液体試料中に含まれる元素を定性分析するとともに、内蔵された分光光度計を用いて定量分析が可能
14 電界放射型走査電子顕微鏡(FE-SEM) 人形峠
高周波誘導により励起されたプラズマを用いて対象となる元素をイオン化し、地下水等の液体試料中に含まれる元素を定性分析するとともに、内蔵された質量分析計を用いて高精度かつ多元素同時定量分析が可能
15 誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS) 人形峠 加速したGaのイオンビームをレンズ系により集束し、試料表面を走査させ、発生した二次電子を検出して画像として観察しながら特定部位を正確に断面加工でき、金属材料などの表面層の二次電子像,イオン像の断面構造観察が可能
16 X線光電子分光分析装置 人形峠 試料表面に特性軟X線を照射し、電子を試料の外に飛び出させ、その電子の運動エネルギーと強度を測定し、固有の結合エネルギー、電子エネルギー準位と量を知る方法で、表面分析が可能。H,Heを除く全ての元素の定性・定量分析が可能。対象試料は非結晶、絶縁物にかかわらず化学結合状態分析可能。また、Arイオンビームを併用して、深さ方向の分析が可能