施設利用

供用施設を利用するには

RFEF 燃料試験施設(東海地区)燃料試験施設(東海地区)
概要
大型のホットラボ施設
用途
軽水炉(BWR、PWR)等の実用燃料の照射後試験
運転開始年・月
昭和54年12月
■国及び電力・燃料メーカーからの軽水炉燃料などの照射後試験
■実用燃料の再照射試験のための短尺加工
●各セル毎の定期検査期間を除き、年間を通して運転しています。
実用燃料集合体及び燃料棒の外観検査、寸法測定等の非破壊試験及び燃料試料の金相試験、物性測定、被覆管試料の機械強度試験等の破壊試験が可能です。
■燃料試験施設
■RFEFの設備
No. プール・セル名 設備・装置の種類 試験項目等
1 プール 燃料集合体・燃料棒の搬入、搬出、
外観検査等
2 β

γ
コンクリートセル 重コンクリート120 外観検査、寸法測定、γスキャニング、
洗浄
No.1
No.2 重コンクリート120 X線検査、渦電流深傷、被覆管酸化膜厚さ測定、
FPガス捕集
No.3 重コンクリート120 集合体解体、集合体再組立、切断、脱燃料、
照射キャプセル解体、NaK処理等
No.4 重コンクリート100 アウトガス分析、被覆管強度試験(引張試験、
内圧破裂試験)
No.5 重コンクリート100 マクロ・被覆管内外面試験、金相試料作製・
前処理、ペレット融点測定
鉛セル 鉛セル17.7 金相試験(顕微鏡観察)
No.1
No.2 鉛セル17.7 SEM/EPMA
No.3 鉛セル17.7 マイクロγスキャニング、X線回折、
超微小硬さ測定
10 測定室等 FPガス分析、FE・SEM
11 ホット実験室 水素分析、熱拡散率測定
冷却期間90日以上の軽水炉燃料集合体(燃焼度60GWd/t以下)及びMOX燃料集合体(初期Pu富化度5w%以下、燃焼度56GWd/t以下)の照射後試験が可能です。
天井走行クレーンの吊り荷重は70トンです。
利用施設の概略
金相写真
UO2結晶粒 燃焼棒断面