- 第7回茨城テックプラングランプリ ＜最優秀賞＞
「ゲタポン」
省エネ、省スペース！超高真空ゲッターポンプ - 茨城県の新たな産業創出を目的として、2023.11.4に実施された「第7回茨城テックプラングランプリ」において、「ゲタポン」が「最優秀賞」を受賞しました。
「ゲタポン」は原子力科学研究部門 阿部一英副主幹がリーダーを務めるグループで、 J-PARCセンター 神谷潤一郎セクションリーダーおよびJAEAイノ―ションハブ 諸橋裕子マネージャーが連携して研究・産学連携に取り組んでいます。
そんなゲタポンが見事最優秀賞を受賞したテーマは、「超高真空ゲッターポンプ」。チタンが持つ「ゲッター性質」を活用し、チタンで作られた真空容器の表面を改質することで真空容器自体を超高真空ポンプ（ゲッターポンプ）として用いる技術です。超高真空は多様な産業界で必須の技術であることから、今後の社会実装が大きく期待されます。
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未来のイノベーションの種（技術シーズ）との出会いが待っています。
気になるイベントはぜひご参加ください。
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2023.12.14 update
（所属・役職は掲載当時）
（所属・役職は掲載当時）
受賞のお知らせ
原子力科学研究部門 チーム「ゲタポン」が茨城テックプラングランプリ
最優秀賞を受賞しました。
左から5番目より順に神谷さん、阿部さん、諸橋さん
https://ld.lne.st/2023/11/06/7th_ibaraki_tpg_result/
出典：株式会社リバネス 地域アクセラレーション活動HP
「ゲタポン」リーダー・阿部副主幹の受賞コメント
この栄誉ある賞を受賞できましたのは我々のグループだけの力ではなく、原子力科学研究部門やイノベハブからのご支援があったからこそです。
今回、受賞をいただいた超高真空技術は半導体産業から電子顕微鏡等幅広い分野で活用できる可能性がある技術です。カーボンニュートラルや新材料開発といった産業、科学の発展にこの技術が貢献できるようこれからも努めてまいります。
- 関連リンク
第7回茨城テックプラングランプリ 最優秀賞は「ゲタポン（阿部 一英 ／ 日本原子力研究開発機構）」
https://ld.lne.st/2023/11/06/7th_ibaraki_tpg_result/
省エネ、省スペース！ チタンを活用した超高真空ゲッターポンプを発明
―カーボンニュートラルな持続可能社会に大きく貢献！―
https://www.jaea.go.jp/02/press2022/p22090601/