タイトル
「長年の連携が実を結んだ!排水路用放射線モニター開発ストーリー」(2021年11月撮影)
連携概要
原子力機構と放射線測定器の専門メーカである日本放射線エンジニアリング㈱が「排水路用放射線モニター」を共同開発しました。
β線とγ線を両方検出する既存のプラスティックシンチレーションファイバ技術をブラッシュアップさせ、β線とγ線を弁別してリアルタイムに測定可能なファイバ型モニターを製品化しました。福島第一原子力発電所構内の排水路の汚染水漏洩検出に採用されており、福島の環境回復に向けて期待される技術です。
製品開発は6年にもわたりました。試行錯誤の連続でしたが、専門性を活かした役割分担と、長年にわたり培われた信頼に基づく連携協力が大きく実を結びました。開発ストーリーを対談形式で紹介します。
対談者
日本放射線エンジニアリング(株)つくば研究室室長 宮﨑 信之 氏
JAEA 廃炉環境国際共同研究センター グループリーダー 眞田 幸尚 氏
(所属、役職は撮影当時)
関連特許
特許第7072793号 
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?P50480
関連資料
水中のβ線リアルタイムモニタリング技術の開発に成功 -福島第一原子力発電所構内の排水路用放射線モニターとして運用開始- (令和2年1月30日プレスリリース) https://www.jaea.go.jp/02/press2019/p20013002/
会社リンク
日本放射線エンジニアリング(株) https://www.jrec.info/